川崎がACL初黒星 自力1位突破消えた 鬼木監督「望んだ結果にならなかった」

 「ACL・1次リーグ、蔚山3-2川崎」(27日、ジョホールバル)

 東地区の1次リーグ第5戦が行われ、I組の川崎は蔚山(韓国)に2-3で屈し、今大会初黒星。首位から陥落し、自力での首位通過が消滅した。最終戦は30日、広州FC(中国)と対戦する。

 鬼木監督が「大一番」と位置付けた一戦で今大会初黒星を喫した。首位から陥落し、自力での1位突破が消滅。指揮官は「最善の準備をしたが、望んだ結果にならなかった」とうなだれた。

 ここまで4試合1失点を誇っていた堅守が崩壊。ミスも絡んだ3失点に鬼木監督は「やらせてはいけない失点だった」と悔やんだ。レアンドロダミアンの2得点も及ばず、昨年の決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に敗れた因縁の相手に再び屈した。

 16強の可能性はわずかに残る。家長は「最後まで信じてやりたい」と顔を上げた。

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