ACL J1浦和が6発快勝 1次リーグ突破へ貴重な大量得点

 後半、3点目のゴールを決めた浦和・モーベルグ(右)に笑顔で駆け寄る馬渡(共同)
 前半、チーム2点目のゴールを決め喜ぶ浦和・シャルク(17)=共同
 後半、ヘディングでチーム3点目のゴールを決める浦和・モーベルグ(手前)=共同
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 「ACL・1次リーグ、浦和6-0ライオン・シティー」(27日、ブリラム)

 東地区の1次リーグ第5戦が行われ、F組の浦和は勝ち点7で並んでいたライオン・シティー(シンガポール)と対戦し、6発で快勝した。自力通過が消滅している状況だが、大量得点で貴重な勝ち点3を得た。

 2試合連続無得点だった浦和が6発をライオン・シティーから奪った。立ち上がりから攻め込み、前半36分にDF馬渡和彰の先制点、同39分にMFシャルクが右足ミドルシュートで追加点となる今大会3点目を決めるなど、1次リーグ突破のためにも必要な得点を量産した。

 決勝トーナメント進出へ負けは許されなかった。前節までの大邱(韓国)との2連戦は1分け1敗と負け越し、自力での首位突破は消滅。それでも、ロドリゲス監督は先発4人を入れ替え、2試合ぶりのスタメンだったMF小泉佳穂も後半7分に得点を奪い、アシストも記録する活躍。後半14分から途中出場のMF松尾佑介は2得点を決めるなど、総力戦でつかんだ白星でもあった。

 「我々がチャレンジすることは、この試合でもいい試合をして勝利すること」と語っていたロドリゲス監督。チーム力の向上と同時に5大会ぶり3度目のアジア王者を目指す。

 浦和は27日に山東泰山と1次リーグ最終戦を戦う。

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