坂本花織が公式練習後に涙 鍵山、りくりゅうのまさかミス目の当たりにし恐怖心吐露「自分もなるなって」「毎日泣いてる。帰ったら確実に胃腸炎」も前向く「全部流したらきっと魔物を味方に」最後の五輪、17日に女子SP
ミラノ・コルティナ五輪の女子シングルに出場する坂本花織(シスメックス)が17日の女子ショートプログラム(SP)を前にした16日、公式練習に臨んだ。練習後に取材に応じた中で涙する場面があった。
今大会の日本フィギュア勢は団体銀メダルに輝いた一方で、SP2位で金メダルの期待がかかった鍵山優真にフリーでミスが出たほか、金メダル候補のペア、“りくりゅう”こと三浦、木原組がSPにおいて得意のリフトでまさかのミスが出るなど、五輪の怖さを感じさせる演技が続いた。会場でその姿を目の当たりにした坂本は「緊張っていうか、なんか、変な感じなんですけど、緊張でもプレッシャーでもなくて恐怖っていうのが一番当てはまるというか。こうやって集まって練習する中で本当にストイックだなってめっちゃ思うんですけど、その人たちでもやっぱりこういう予期せぬ形があるっていうのを連続で見てしまうと、正直、見てすぐは自分もなるなって感じで。もともとメンタル強くないんですけど、いつもごまかしごまかしやってきている部分が今、ごまかせなくなってきているなっていう感覚がある。過去イチ」と涙をこぼしながら明かした。
現在の精神状況を「昨日も怖すぎて泣いたり、正直毎日今のところ泣いてて、もう試合したんかなと思うぐらい。もう帰ったら確実に胃腸炎になって倒れる未来しかみえない。もう全身ストレスかかってます」と率直に吐露。「正直、この頑張りがここに来て報われなかったらどうしようっていう不安が今めちゃくちゃ襲いかかってます」と語った上で「今日まで泣けるだけ泣いて嫌なものは全部、心配は全部流して、明日を迎えられれば、きっと魔物を味方につけられるんじゃないかと思うので、まあ緊張してればしてるほど自分はいい演技ができると思うので。まあ緊張してないことはもうないので、いいフラグは今立ってる。あとは練習するだけかな」と、最後に前を向いた。
坂本は3大会連続出場。今季限りで現役引退を表明しており、17日の女子SPから最後の個人戦が始まる。
