“りくりゅう”が大逆転金メダル!失意のSP5位から逆襲のフリーで世界歴代最高! 完璧演技に木原が男泣き 失意のSPから1日、最強ペアが日本フィギュアの悲願成就

「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケートペア・フリー」(16日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 世界王者でSP5位からの逆襲を狙った“りくりゅう”こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組=木下グループ=で会心の演技をみせ、フリー世界歴代最高となる158・13点をマーク。合計231・24点とし、大逆転で日本フィギュア界ペアで史上初となる金メダルを獲得した。

 SPでは得点源のリフトでまさかのミスが出て、5位発進。演技後、うなだれて約10秒動けなかった木原は「なんでああなっちゃったかわからない」と振り返りながら「明日は必ずここで、いつものりくりゅうような感じでお話できるように必ず戻ってくるので待っててください。必ず戻ってきます」と逆襲を誓っていた。

 冒頭に圧巻の高さでトリプルツイストを決めると、続く3回転トーループ-ダブルアクセル-ダブルアクセルも成功。力強いリフト、スロー3回転ルッツを軽やかに決めた。後半も3回転サルコー、リフト、終盤のスロー3回転ループなどりくりゅうらしい細部まで息の合った演技で滑り切った。終盤にも笑顔がこぼれ出る演技。演技を終えてると木原は歓声に応えながら号泣した。

 世界歴代最高得点が表示されると、三浦は絶叫。木原も力強くガッツポーズした。

 ◆三浦璃来(みうら・りく)2001年12月17日、兵庫県出身。中京大出。146センチ。カナダを拠点に木原と組んで7季目。22年の北京冬季五輪で団体銀メダル、個人で日本勢初入賞の7位。22~23年シーズンにグランプリ(GP)ファイナルで初優勝。世界選手権は23、25年に制覇。

 ◆木原龍一(きはら・りゅういち)1992年8月22日、愛知県出身。中京大出。174センチ。11年世界ジュニア選手権男子代表。13年にペアに転向し、14年ソチ、18年平昌両五輪に異なるパートナーと出場。

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