なでしこがW杯王手 成宮が2得点 30日の準々決勝に勝てばW杯出場権確定

 「サッカー女子・アジア杯・1次リーグ、日本3-0ベトナム」(24日、プネー)

 2023年W杯予選を兼ねた大会は、1次リーグC組第2戦が行われ、3連覇と9大会連続W杯出場を目指す国際サッカー連盟ランク13位の日本代表は同32位のベトナムに3-0で快勝した。2連勝で同組2位以内が確定し、準々決勝進出が決定した。日本は前半38分にMF成宮唯(26)=INAC神戸=が先制し、後半はFKからDF熊谷紗希(31)=バイエルン・ミュンヘン=と成宮が加点。C組首位通過を懸け、27日の最終戦では勝ち点6で並ぶ韓国と対戦。30日の準々決勝に勝てばW杯出場が決まる。

 中2日の厳しい日程で、日本は先発を8人入れ替えた。それでも初戦同様に押し込み続け、準々決勝への切符を確保。池田監督は「全員で戦っていくことを示せた」と言う。2試合で既に23人中21人がピッチを踏み、最初の関門となる韓国戦へ状態は上がってきた。

 途中出場も含めれば、東京五輪で選外だった選手が9人もプレーした。成宮はこぼれ球への反応の良さを見せて2得点。初戦で直接FKをねじ込んだMF猶本は再びFKで2ゴールに絡んだ。

 今大会のW杯チケットは5枚もある。獲得への難度は決して高くないが、韓国に敗れると、準々決勝でアジア一の強敵であるオーストラリアとぶつかる可能性が極めて高い。「1位と2位では全然違う。何としても1位で抜けたいところ」と主将の熊谷。負けられない日韓戦となる。

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