大迫&武藤 そろい踏み弾!開始3分で大迫先制 代表発表前最後のアピ「結果出せた」

 流通経大とのトレーニングマッチで得点を決める大迫(撮影・堀内翔)
 流通経大とのトレーニングマッチに出場した武藤
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 千葉市内で合宿中のサッカー日本代表候補は21日、流通経大と練習試合を行い、7-0で勝利を収めた。エースの大迫勇也(31)が先制し、武藤嘉紀(29)=ともに神戸=らもゴールを決めて代表入りへ猛アピール。充実の国内候補合宿を打ち上げた。22日にはW杯カタール大会アジア最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日、ともに埼玉)に向けたメンバー発表が行われる。

 代表発表前、最後のアピールの場で生き残りを懸けた選手たちが力を発揮した。まずは開始3分、大迫が先制点を挙げた。右CKから江坂とパス交換して抜け出た脇坂がゴール前にクロスを送ると、押し込んでネットを揺らした。大迫は「密度の濃い練習をしていたので、疲れは仕方ない。その中でしっかり結果は出せた。本当に良いキャンプができたと思う」と振り返った。

 刺激を受けたのが、神戸でもコンビを組む武藤だった。同20分、左サイドを突破した長友のクロスに合わせてアピールに成功する。だが、試合後の武藤に気の緩みはなかった。

 「実戦でしっかり決めたのは自分自身の自信になるが、ここで発揮するよりは大一番で発揮したいと思っている。これからもピッチ内で素晴らしいプレーができるように準備していきたい」

 武藤は今月末のW杯予選シリーズに向けた5日間の合宿で「やるべきことはしっかりできた」と言い、こう続けた。「選ばれるにしろ、選ばれないにしろ、全力をかけてチームのためにひたむきにやり続けたい」。最終予選メンバー入りへ人事は尽くした。後は天命を待つだけだ。

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