J1・FC東京 長谷川健太監督が辞任「やりきった」 前日8失点大敗、後任は未定
J1のFC東京は7日、長谷川健太監督(56)から辞任の申し入れがあり、受理したと発表した。後任については未定。
クラブを通じて「FC東京にかかわる全てのみなさま、4年間ありがとうございました。本当に楽しい4年間でした。私自身悔いはないですし、やりきったと思っています。2019シーズン、あと一歩で優勝を逃したのは残念で悔しかったですが、2020シーズンにルヴァンカップを獲って、みんなでカップを掲げたのは私にとって最高の思い出です。今後、東京がJリーグ優勝をしてくれることを願っています。本当にありがとうございました」とコメントした。
長谷川監督は浜松大、清水の監督を歴任し、2013年に就任したG大阪ではJ1昇格に導き、14年には昇格1年目で日本人監督としては初の国内三冠を達成した。18年からFC東京の指揮を執り、19年に横浜Mと優勝争いを演じて2位に導いた。20年にはYBCルヴァン・カップを制覇したが、4年目の今季はリーグ戦で9位に沈むなど、既に無冠が決定している。6日の横浜M戦ではクラブワーストの8失点で記録的大敗を喫した。
FC東京との契約は今季で満了だったが、3試合を残してクラブを去ることになった。