W杯予選は「日本のサッカーの将来に直結」と吉田 「携わる全ての人の死活問題に」

 「W杯アジア最終予選、日本-オーストラリア」(12日、埼玉スタジアム)

 日本の主将で、守備の要であるDF吉田麻也が11日、オンライン取材に応じた。3試合で2敗し、カタール大会出場へ厳しい戦いが続いている中で、出場できる、できないが「サッカーに携わる全ての人の死活問題になる」との考えを示した。

 若手選手を含めたチーム内の雰囲気について、練習の雰囲気は「非常にいいと思っています」と語った。「チャンスをつかみたいと思っている選手の気持ちも非常に分かる」という面も踏まえつつ、「本来であれば、上の選手、年齢が上だったり、経験値のある選手たちが、そういうチームをひっぱっていって。若手は自分のパフォーマンスだったり、自分のアピールだけに集中できる環境を(自分たち主力選手は)つくりださないといけない」とジレンマのような感情を抱えていることも口にし、「本当に申し訳ないです」と語った。

 ただ、図らずもそれが、最終予選が持つ本来の厳しさを実感することにもつながる。「自分たちの結果が日本のサッカーの将来に直結するんだということも、やっぱり理解しないといけないので。本当に、W杯に出る出ないっていうのは、僕たちだけじゃなく、もちろん皆さんもそうですし、サッカーに携わる全ての人の死活問題になると思うんですね」と持論を口にした吉田。オーストラリア戦を含めた最終予選について、「この一戦の意味って非常に大きいですし、一戦一戦の意味は非常に大きいですし、予選を突破する意味は非常に大きいので」と語った。

 自分たちに重圧をあえてかけて挑んでいるようにも見える。「それだけのものが自分たちの背中にのしかかっているのを、感じろとは言わないですけど、のしかかってるのは事実ですし、そのプレシャーを力に変えていかなきゃいけないなと思っています」とした。

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