侍J・佐藤輝 松井秀喜氏と感激夢の3分間 パワーに確実性増した打撃を評価「すごくうれしかった」侍合宿スタート
「侍ジャパン強化合宿」(14日、宮崎)
今年3月のWBCに出場する日本代表の事前合宿が14日、サンマリンスタジアム宮崎で始まり、阪神・佐藤輝明内野手(26)が激励に訪れた松井秀喜氏(51)から絶賛された。グラウンドで約3分、談笑。パワーに確実性が増した打撃を褒められた佐藤輝はレジェンドの姿に感激。ゴジラが立つことはなかったWBCの舞台で、虎の大砲が期待に応えてみせる。
佐藤輝が松井秀喜を前に、大きな口を開けて笑っていた。侍合宿初日からゴジラとサトテルの豪華共演が実現。「うれしいー!」。レジェンドとの談笑を子どものような感想で表現したが、童心に戻ったのだろう。日の丸を背負う緊張感も忘れるように、目の前の貴重な時間に没頭した。
時間は約180秒。短い中でも今後の野球人生の財産を得た。「言えないっす。言えない、言えない」と助言は自分だけの宝物にしたが、これからに生きる内容だったかについては「そうですね」とニヤリ。松井氏が身ぶり手ぶりで語りかける場面もあり、何かのヒントをもらったはずだ。
その後のフリー打撃では30スイングで4本の柵越え。ゴジラだけではなく、井端監督や高橋由伸氏、約1万6000人の観衆が見守る中、豪快な打球で沸かせた。
「だいぶ前にたまたま球場で見る機会があった」と松井氏が明かしたように、佐藤輝の打撃を見るのは初めてではない。昨春キャンプでも成長は感じていたが、数年ぶりに近くで打球を追いかけ、その成長に目を細めた。
「パワー、スイングの強さというのは今日見ただけでも感じました。その(前回見た)時に比べると、確実性、ボールを芯で捉える確率が非常に高くなっているような気がしました」。天性の長打力だけでなく、評価されたのは新人時代から求めてきた確実性。「去年は良かったね」という賛辞も贈られたという虎の大砲は「すごくうれしかった」と感謝しきりだった。
デカいっす
体格はほぼ同じ。にもかかわらず、「やっぱデカいっすね!大きいなっていうね」と佐藤輝。これがオーラというものなのか。ゴジラは日米通算507本塁打を記録。佐藤輝はNPBで124本塁打と、比較すればまだ“ミニラ”といったところ。これから強く、たくましく成長するためにも、この日の3分を大事にしたい。
松井氏はWBCの出場経験がない。今大会も一人の日本国民、一人の野球ファンとして応援してくれる。「しっかりここから動いていって、しっかり準備したいなと思います」。幼少期に憧れを抱いた松井秀喜やイチローのように、佐藤輝がレジェンドの名にふさわしい選手へと成り上がる。
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