カーリング日本女子が崖っぷち3敗目 伏兵・米国に苦杯 悪夢の第8E、吉村最終投ミスで激痛3点献上「流れが向こうにいってしまった」直近2大会ボーダーは4敗、世界ランク上位と対戦残し準決進出に暗雲
「ミラノ・コルティナ五輪・カーリング女子・1次リーグ、日本4-7米国」(14日、コルティナ・カーリング五輪競技場)
世界ランク5位の日本代表・フォルティウスは同10位の米国に敗れ、通算1勝3敗。1次リーグ上位4チームによる準決勝進出に向け、厳しい状況に追い込まれた。
午前の試合の昨年の世界選手権2位のスイスに逆転勝ちする大金星で今大会初勝利を挙げた日本。4戦目は韓国、カナダを下し台風の目となりつつある難敵・米国と激突した。
今大会初めて優位な後攻スタート。第1エンドはブランクエンド。第2エンドは1点を取ってしまう形となった。
第3エンドに2点を奪われたが、第4エンドにすぐに吉村がラストショットで冷静に相手のナンバー1ストーンをはじき出し、2点を奪い返した。第5エンドは相手を1点に止め、前半を3-3で終えた。
しかし、第6エンドに吉村のラストショットが相手のナンバー1を弾き出せず、1点スチールを許し、劣勢に。第7エンドがブランクとなり、優位な後攻で迎えた第8エンド、中央に強いナンバー1、2を置かれ、重圧を掛けられると、吉村のラストショットのドローが大きく流れてしまい、痛恨の3点スチールを献上。勝負を決められた。続く第9エンドが1点にとどまり、負けを認める「コンシード」を出した。
試合後、吉村は「中盤までいい形ができながらも、後半にかけて私のドローが長くなってしまって大量失点を与えてしまったところで、少し流れが向こうにいってしまった」と責任を背負い、「気持ちを切り替えて、明日に向かっていきたい。調子はよくなってきている。また次に向けて調整していきます。まずはLSDからしっかりいいところに決めて、勝ち星を積み上げていきたい。結果はついてくると思って、できることに集中していきたい」と、自らに言い聞かせていた。
ここからは15日に世界チームランキング3位の韓国と対戦。17日には今大会不調ながら同1位のカナダとの試合も残し、19日には前回北京大会金メダルの英国との対戦も残す。
18年平昌大会はロコ・ソラーレが5勝4敗の4位で通過、22年北京大会もロコ・ソラーレが5勝4敗で3チームが並んだ中、DSCの差で準決勝に進出した。ボーダーラインを考えれば、もう負けられなくなった。
