「天皇杯・３回戦、神戸１－０徳島」（７日、ノエビアスタジアム神戸）

　３回戦１２試合が行われ、Ｊ１神戸はＦＷ古橋亨梧（２６）の先制ゴールを守り切り、１－０でＪ１徳島を下し、４回戦に進んだ。

　古橋の勢いが止まらない。公式戦４試合連続ゴールを決め、神戸が４回戦に進出した。前半３８分、ＦＷドウグラスのヘッドがはじかれたところに左足で押し込んだ。６月の日本代表活動から戻り、４戦連発６得点。猛烈なペースで得点を量産しながらも「僕はチームメートのおかげで点が取れている。感謝します」と謙虚に話す。

　３日の湘南戦で負傷したイニエスタ、菊池、前川が欠場。古橋の決定力が主力３選手の不在を感じさせずにいる。菊池の代役で完封に貢献したＤＦ山川は「後ろがゼロで押さえれば絶対前が点を取ってくれる信頼がある」とエースへの信用を口にした。