東京五輪へDF橋岡大樹「いとこ同士で笑って写真を」走り幅跳び橋岡優輝とメダル共演

オンライン取材に応じたU-24日本代表・橋岡
陸上・走り幅跳びの橋岡優輝
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 東京五輪に臨むU-24(24歳以下)日本代表の五輪代表メンバー18人に選出されたDF橋岡大樹(22)=シントトロイデン=が24日、オンライン取材に応じた。「金メダルを絶対に取ってきたい。シントトロイデンを代表していきますので、活躍して良い結果を残したい」と決意した。

 今年1月にJ1浦和からシントトロイデンへ期限付き移籍。当初は周囲から「東京五輪後でもいいのではと言われた」と振り返る。ただ、「自分の意志は固かった」とベルギーに渡り、しっかり定位置をつかんだ。その上、五輪メンバーに入り「ベルギーに行って良かったねと言われることが多くなった。僕の決断は間違っていなかった」と言い切った。

 ベルギーで戦えたことは自信にもなった。「一番成長したのはメンタル面の部分。日本にいる時はメンタルの部分で悩まされていましたけど、シントトロイデンにいって、そういった部分がものすごく強化された」と実感。日本にいた頃と違い、試合中のミスを引きずるようなことはなくなった。

 6月のU-24代表活動でも2試合に出場し、センターバックやウイングバックに入るなど安定して複数ポジションをこなした。「複数のポジションをできると自分で思っているので、それが選出の決め手になったのかな。対ヨーロッパ、アフリカ、南米でフィジカルの強さは通用すると思っている。そこも決め手の一つだったのかなと思う」と期待されていること理解している。

 24日から始まった陸上の日本選手権で東京五輪出場を狙ういとこの男子走り幅跳びの橋岡優輝(22)からメンバー発表後には「おめでとう。次は俺の番だね」と祝福のメッセージが届いたという。橋岡は「(優輝は)本当にメダルを取りそうな勢いがあるので、僕たちは団体として金メダルを取って最後にいとこ同士で笑って写真でも撮りたい」と、ともにメダル獲得を誓った。

 本大会の1次リーグは南アフリカ、メキシコ、フランスと強豪がそろう。「死のグループと言われるくらいなのは分かっている。僕たちも僕たちなりにすごい自信はある。相手どうこうではなく、僕たちのやることをやれば結果は出てくる」と橋岡。延期の1年でさらに成長した姿を世界に見せつける。

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