C大阪新本拠地ヨドコウ桜スタジアム竣工式 松井市長「スポーツのにぎわいの拠点」
J1C大阪が今季から新たに本拠地として使用するヨドコウ桜スタジアムの竣工式・寄付収受式が1日、行われた。同スタジアムは7月17日の明治安田生命J1・神戸戦で本格的なこけら落としを迎える。
竣工式に出席したJリーグの村井満チェアマン(61)はC大阪・森島寛晃社長(48)の案内で施設を隅々まで見学。メインスタンドからピッチまでわずか5・7メートルという臨場感に驚嘆の声をあげ「ピッチとの距離感などプレミアのスタジアムにいるような雰囲気。Jリーグの理想とするスタジアムを大阪のど真ん中にそろえていただいた」と絶賛した。
桜スタジアムは大阪市に寄贈され、同日行われた寄付収受式には松井一郎市長(57)が出席。「平成27年にC大阪さんから提案を受けて足かけ7年、竣工式を迎えた。大阪のスポーツのにぎわいの拠点として今日からスタート」と今後の発展に期待した。
ヨドコウ桜スタジアムはかつてのキンチョウスタジアムを改修。最大収容2万5000人となり、国際試合の開催も可能になった。6月に天皇杯を開催する可能性があるが、本格的なオープニングイベントは7月17日の神戸戦を予定している。育成型スタジアムとして今後も改良を加えていく。