神戸が地元凱旋でV報告会、FW藤本は来季4冠宣言「Jリーグも、ACLも…」

天皇杯の横でサポーターの歓声に応えるイニエスタ(中央)ら神戸イレブン=神戸市・メリケンパーク
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 天皇杯で初優勝したJ1神戸の優勝報告会が2日、神戸市中央区のメリケンパークで行われ、トルステン・フィンク監督(52)や主将の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)ら全選手、スタッフが参加した。

 集まった約3千人のサポーターを前に、イニエスタは「今日はみんなにとって特別な日。歴史を作る瞬間にいられたことを喜んでいる。このタイトルを、ここから成長するための大きな一歩にしたい。来年はJリーグ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)といったタイトルを取るという大きな目標がある。来年またこの場で、もっと多くのタイトルを祝いましょう」と呼び掛けた。

 元スペイン代表FWダビド・ビジャ(38)はクラブ初タイトルについて「1年間頑張ってきた対価だが、このタイトルは皆さんのものでもある」と語った。天皇杯決勝を最後に現役を引退。「今日から僕はプロのサッカー選手ではないですが、このような形でキャリアを終えられたこと、最後の1年を神戸で過ごす決断をしたことを喜んでいる。これからは神戸のファンとして、ずっと応援していくし、神戸の街も訪れたい。来年タイトルを取ってここで祝う時は、そっち(サポーター席)の方に立って皆さんと一緒に祝いたい」と会場を沸かせた。

 イベントの最後を締めたのは、決勝で2得点に絡んだFW藤本憲明(30)だった。大歓声を浴びせるサポーターに「うるせー!」と“キレ芸”で返すと、「来季もスタジアムで『神戸讃歌』を皆さんと歌いたい。そのためにも僕が得点を取って、Jリーグも、ACLも、ルヴァンも、天皇杯も、取るぞー!」と力強く来季4冠を宣言した。

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