J2徳島、6年ぶりJ1へ王手 湘南戦へロドリゲス監督「歴史的な試合にしたい」

 試合後、サポーターにJ1昇格を誓う徳島・岩尾主将
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 「J1参入プレーオフ・2回戦、徳島1-0山形」(8日、鳴門ポカリスエットスタジアム)

 徳島が山形を下し、6年ぶりのJ1昇格へ王手をかけた。後半8分、DF田向泰輝(27)からハーフウェーライン付近でパスを受けたFW野村直樹(28)が相手DFラインの裏へスルーパス。抜け出したFW河田篤秀(27)が相手GKと1対1となり、その頭上を越える華麗なループシュートで先制ゴールを決めた。その後は堅固な守備で相手の攻撃をはね返し、1点を守り切って決定戦進出を決めた。

 14日の決定戦は敵地で湘南と戦う。規定により引き分けの場合、徳島は昇格できない。「勝利」が絶対条件となる大一番。スペイン人指揮官のリカルド・ロドリゲス監督(45)は「全員で作り上げてきたものを出し切り、歴史的な試合にしたい」と話し、FW河田は「湘南は球際が強いチーム。自分たちも球際でしっかり戦いたい」と意気込みを口にした。

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