神戸ポドルスキ PK譲ってもJ初ハットトリック!天皇杯次第で“逆転”契約延長も

 「明治安田生命J1、神戸4-1磐田」(7日、ノエビアスタジアム)

 首位横浜Mと2位FC東京との直接対決は、横浜Mが3-0で制し、15年ぶり4度目のリーグ制覇を決めた。神戸は今季限りで引退するFWダビド・ビジャ(38)がPKを決めるなど4-1で磐田に快勝。16位湘南は松本と引き分け、J2との入れ替え戦に当たるJ1参入プレーオフに回った。

 ビジャの引退セレモニーに花を添えた。ポドルスキが来日初のハットトリックを達成した。前半36分に3月30日のG大阪戦以来のゴールで先制点を決めると、後半33分には頭で2得点目。最後は同40分、左足を「何も考えずに振り抜いた」と力強く胸を張った。

 今季で契約満了となり、退団が濃厚となっている。自身の去就について「決断は何もしていない」と明言は避けたが、「他から話もたくさん来ている中で、自分のプランに一番合う形で将来を決めたい」と、複数オファーの存在を明かした。

 終盤3試合はほぼフル出場。「自分がここにいると知らせることができた」とも語った。この日の3得点に加え、天皇杯での活躍次第では“逆転”での契約延長もあり得るかもしれない。「クラブから話があれば前向きに検討する」と含みを持たせた背番号10の去就が注目される。

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