小林悠「絶対決める」J1通算100ゴール!大一番“多摩川クラシコ”は川崎が完勝

 「明治安田生命J1、FC東京0-3川崎」(14日、味の素スタジアム)

 川崎が首位のFC東京との上位対決に3-0で完勝した。川崎は1試合消化が少ない状況で、勝ち点35の3位。先制点を奪ったFW小林悠(31)はJ1通算100得点目をマークした。神戸はMF古橋亨梧(24)が先制ゴールを挙げたが、湘南に1-3で逆転負けを喫した。

 これがエース、これが2連覇中の王者だ。FW小林が、シーズンの行方を左右する大一番で節目の一撃を決めた。前半20分、左CKを頭で合わせて決めた先制点で、史上14人目となるJ1通算100ゴールを達成。互いの意地がぶつかる“多摩川クラシコ”の流れを大きく引き寄せた。

 この日はアシストを含めてチームの全3得点に絡む活躍。視察した日本代表・森保監督も「自分で決めることも、まわりを生かすこともできる。素晴らしい選手」と評価した。

 大卒ではFW中山雅史、藤田俊哉に続き3人目。10年目での達成に「(プロ入り前は)全然意識したこともなかった。ここまでケガも多かったが、積み重ねてきて良かった」。試合直前には観戦に来た最愛の家族にテレビ電話で「絶対決めるから」。有言実行だった。

 「(記録を)達成できたのも(攻撃的なサッカーを掲げる)フロンターレだからこそ。感謝しかない」。自分のためだけではない。チームのため、背中を押す人たちのため、小林は次の試合でもゴールを狙う。

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