Jリーグが「ウイイレ」eスポーツ大会をコナミと共催 賞金はクラブへ

 Jリーグとコナミデジタルエンタテインメントが1日、都内で会見を開き、スマートホン向けモバイルゲーム「ウイニングイレブン2019」を競技タイトルに用いたeスポーツ「eJリーグ ウイニングイレブン2019シーズン」を共同開催すると発表した。

 3月22日からオンラインで予選が始まる。応募時に“所属”したいクラブをJ1、J2の40クラブから選び、そのクラブの選手としてゲームをプレーすることになる。

 各クラブ内でのオンライン予選で好成績を収めると、6月のクラブ代表選考会(6月2日に東京、9日に大阪)に進める。そこで各クラブは「15歳以下(U-15)」、「18歳以下(U-18)」、「全年齢(フル)」の年齢別各1人、計3人を、各カテゴリーごとの総当たり戦で選出。7月14日、15日に行われる本大会で、団体戦により優勝クラブを決める。

 賞金は総額で1500万円が用意されてはいるが、これは参加選手には支払われず、各クラブに渡される。この賞金をどう使うかは各クラブに委ねられるため、選手のインセンティブとなるのは、お金ではなくクラブへの貢献や名誉となる。

 応募は3月7日から5月2日までの間に、Jリーグの公式サイト内の特設ページから行う。条件は以下の通り。

 ・4歳以上

 ・クラブ代表選考会、本大会の出場が可能

 ・「KONAMI ID」に登録し、当ゲームのアカウントとの連携を行っていること

 ・オンライン予選終了後、「KONAMI ID」メールアドレスで連絡がとれること

 ・18歳以下の参加者は、クラブ代表選考会や本大会に保護者が同伴できること

 Jリーグの村井満チェアマンは「eスポーツを通じてサッカーの魅力を1人でも多くの方に伝えることができれば」と意義を語った。コナミデジタルエンタテインメントの早川英樹社長は「リアルスポーツとeスポーツの垣根は非常になくなってきている。Jリーグファン、ゲームファンそれぞれに新しいサッカーの楽しみ方を知っていただく機会になるのではないかと思っております」とPRした。

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