サッカースペインリーグ、レアル・マドリードのモウリーニョ監督が来季指揮チームを変えるとの見方を否定、自身の去就は決まっていないとした。

　マドリード離脱の噂が広まっているさなかの１９日、拒否し続けていた記者会見に急きょ姿を現して発言した。モウリーニョは「（マドリードの街クラブ）カニージャスは私と息子にとって我が家のようなものだが、問題が１つある。それは会長がマスコミ好きで目立ちたがり屋だということ。私が彼に言ったのは、来年同じように講演するとは思わないってこと」と、自身の発言が間違った形で伝えられたとした。

　監督は今シーズンのタイトル獲得に専念しているとしている。「現状で目指す目標がないのなら仕方ないが、我々には国王杯の決勝とチャンピオンズの準決勝が控えている。それだけで集中すべき材料は十分にある。私と会長、クラブ幹部との関係はとても良く、しかるべき時に落ち着いて話をすることになる」。