サッカーのスペイン１部、レアル・マドリードＧＫカシリャスが２４日の欧州チャンピオンズ・リーグ準決勝、ドルトムント（ドイツ）との第１戦で３カ月ぶりに試合復帰する可能性が出てきた。２３日のスペイン紙マルカなどが報じた。

　カシリャスは今年１月、リーグのバレンシア戦で味方選手に蹴られて左手を骨折。すでにケガからは回復しているが、戦線離脱中に途中加入したＧＫディエゴ・ロペスが活躍しており現在は控えＧＫに回っている。以前からモウリーニョ監督との関係が良好ではないとの指摘があり、それが理由で未出場が続き、来季は新天地に移るとの見方もある。

　今回はそのロペスが脇腹に違和感を抱え、ここ数日の練習を回避していることからＧＫを変更する可能性が高い。もっとも本格的な練習をしていないのは、あくまで負傷箇所の悪化を避けるためでロペスが連続出場するという予想もある。レアルはほかにＤＦエッシェンがケガで欠場するほか、ＭＦモドリッチとＦＷベンゼマも体調不良でメンバーから外れる可能性が残っている。