村田諒太“八重ちゃん効果”でリラックス 先輩と話に花咲かせ余裕の笑み

 「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(23日、横浜アリーナ)

 ボクシング3大世界戦の予備検診が20日、都内で行われ、6選手はすべて異常なしと診断された。スティーブン・バトラー(24)と初防衛戦を行うWBA世界ミドル級王者・村田諒太(33)はIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(37)に挑戦する八重樫東(36)とアマチュア時代の話に花を咲かせ、“八重ちゃん効果”と呼んでリラックスムード。好仕上がりをアピールし、勝利に自信を示した。

 和やかなムードの予備検診だった。笑みを浮かべながらバトラーとの写真撮影に応じるなど落ち着きを感じさせた村田。10月の対戦発表会見でも顔を合わせている相手の印象を「少し細くなったイメージはありますね。いいコンディションを作っているんじゃないかと思います」と話した。

 自身の状態にも「いいと思います。すごくいいトレーニングができたので。自信持ってリングに上がりたいと思います」と手応え十分。「しっかり結果を残せると思うので、期待して下さい」と意気込みを示した。

 撮影中にはバトラーが勝利を予告するかのように高々と左腕を上げるパフォーマンスを見せていたが、意識せず。「何かやってましたけど、よく分からないですね。彼もアジアに来るのは初めてでしょうし、いろいろやりたいことがあるんじゃないですか」と大人の対応を見せた。

 リラックスしていたのは「八重樫先輩がいたから。(関東大学ボクシング)リーグ戦の話とかしていました。1年の時のメンバーがどうだったとか、訳の分からない話」という、同じ大学ボクシング出身の八重樫との会話のおかげ。「今までの調整がどうだったとかは関係なくて、たぶん“八重ちゃん効果”です」と笑いを誘いながら、「まあ、6回目の世界戦ですし、こういうことにも慣れてきたのかな」と余裕を漂わせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス