ヌルマゴメドフUFCライト級王座統一 マクレガー戦乱闘出場停止からの復帰戦完勝

 「UFC242」(7日、アブダビ)

 UAE・アブダビのジ・アリーナで7日(日本時間8日)開催され、メインイベントのライト級王座統一戦では王者のハビブ・ヌルマゴメドフ(30)=ロシア=が3回2分6秒裸締めで暫定王者のダスティン・ポワリエ(30)=米国=に完勝し、王座を統一した。

 14年4月のUFCファイトナイト以来、5年ぶりのUFC開催となったアブダビで注目のライト級王座統一戦が組まれた。正規王者のヌルマゴメドフは、昨年10月にラスベガスで開催された「UFC229」で元2階級王者コナー・マクレガー(アイルランド)を4回にバックチョークで仕留めて初防衛に成功。しかし試合後に暴言を吐いた相手コーチに殴りかかるなど、両陣営入り乱れた大乱闘を起こす。王座はく奪こそ免れたが、ネバダ州から9カ月間の出場停止処分を受けた。

 そのため今年4月にアトランタでの「UFC236」で暫定王座決定戦を実施。ポワリエが3-0の判定で、フェザー級王者マックス・ホロウェイ(米国)に勝利して暫定王者となっていた。

 27戦全勝のヌルマゴメドフに対し、25勝5敗1NCのポワリエも現在6連勝中。グラップラーのヌルマゴメドフは開始1分30秒ほどで両足タックルに入り、耐えるポワリエからテークダウンを奪う。バックマウントから絞め技を狙うなど初回から圧倒した。

 グラウンドでは勝負にならないポワリエは2回に打撃でヌルマゴメドフを後退させるが、やはり1分30秒ほどで捕まる。パンチも浴び、左目下からは流血した。

 3回にポワリエはタックルに入られたところで起死回生の首を狙うが、締め切れない。これを抜け出したヌルマゴメドフが、力を使い果たした暫定王者に対し、バックから裸絞めを極め、タップアウトとなった。

 ブランクをまるで問題にせず王座を統一したヌルマゴメドフは、ポワリエのTシャツを着てインタビューを受けた。「ポワリエをリスペクトしているからだ。いろいろなことを言ったが、そんなことはすべて忘れてリスペクトしかない」と対戦相手をたたえた。これで28戦全勝。「少し休んでまた戦う」と今後について話した。

 敗れたポワリエは「もう少しできたと思う。十分準備してきたが。引退という声もあるが、もう少し考えたい」と涙をこらえて言葉を絞り出した。

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