マクレガー復帰戦完敗 ヌルマゴメドフのチョークにタップアウト 試合後は大乱闘

 「UFC229」(6日、ラスベガス)

 UFCライト級タイトルマッチが米国ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催され、2年ぶりのUFC復帰戦となる元2階級王者のコナー・マクレガー(30)=アイルランド=は4回3分3秒、バックチョークで王者のハビブ・ヌルマゴメドフ(30)=ロシア=に敗れた。試合後は両陣営入り乱れた大乱闘が発生した。

 2016年11月のエディ・アルバレス戦でUFC史上初となる2階級同時制覇を果たしたマクレガーは、昨年8月に世界5階級王者フロイド・メイウェザー(米国)にボクシングルールで対戦。技術の差は歴然で10回TKO負けしたが、世界中の話題をさらった「メガファイト」でメイウェザーは1億ドル(約110億円)、マクレガーも3000万ドル(約33億円)を手にした。これによりマクレガーは、米フォーブス誌が今年6月に発表したアスリート長者番付で、メイウェザー、リオネル・メッシ(サッカー)、クリスティアノ・ロナウド(サッカー)に続き4位に入るまでになった。

 以後、実戦から離れていたが、復帰を決意。復帰戦はいきなりのタイトルマッチとなり、ロシア初のUFC王者で26戦全勝のヌルマゴメドフに挑むことになった。

 この両者、因縁がある。今年4月、ニューヨークのバークレイズ・センターで開催されたUFC223の前々日会見後、ヌルマゴメドフらを乗せたバスをマクレガーが仲間とともに襲撃。バスに台車をぶつけて窓ガラスを破損させるなどして逮捕される。両者の陣営はそれまでもたびたび対立を起こしていた中での凶行だった。

 マクレガーは司法取引により、破損物の弁済および社会奉仕活動などで前科はつかずに裁判は終了。今回の復帰戦に至る。

 2年ぶりのオクタゴン復帰となったマクレガーだが、立ち上がりから苦戦が続く。初回はタックルで右膝を取られてテークダウンを奪われ、4分以上しのぐ展開。2回は右ロングフックでダメージを負い、タックルで倒される。2分30秒過ぎには立ち上がった王者にパウンドの乱打を浴びて防戦一方となった。3回は耐えたが、4回にバックマウントからのチョークでついにタップアウトした。

 試合後、マクレガー陣営が客席から暴言を吐き、激高した王者はエキサイト。オクタゴンを乗り越えて、相手の柔術コーチに殴りかかった。これにより両陣営入り乱れて乱闘騒ぎ。結局、ヌルマゴメドフの防衛がアナウンスされたが、試合後の行為に処分が科される可能性があり、ベルトは渡されなかった。

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