新日本・オカダ ファレからG1初勝利で3連勝!介入はねのけ「3対1でもこうなる」
「プロレス・新日本」(18日、後楽園ホール)
真夏の祭典「G1クライマックス」Aブロック公式戦が行われ、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカがバッドラック・ファレを破って3連勝を決めた。
オカダは入場直前にファレの襲撃に遭う波乱のスタート。そのまま巨体を誇るファレのパワー殺法に圧倒され、さらには、参謀役の邪道、チェーズ・オーエンズの介入を受けるなど苦しめられる。
だが、その巨体を持ち上げてボディースラム、リバースネックブリーカーを繰り出すなど怪力を発揮して反撃。最後も介入したオーエンズをドロップキックで、ファレと鉢合わせにして邪道を排除すると、ファレの回転エビ固めをエビ固め返して3カウント。G1公式戦で過去2戦2敗のファレから初勝利を挙げた。
苦しい戦いを乗り越えたオカダは「3対1でもオカダ・カズチカを相手にするとこうなるってことですよ」とクールにコメント。「ここでああいう形で1勝とれたってことは、この後の対戦相手に、いろいろ対策を練らないきゃいけない、という意味では考えさせることが1勝だったんじゃないかと思います。まだ3戦目。毎試合こうやってボロボロになりながらもG1クライマックス…、やっと夏だね」と手応えを感じていた。