物の捨て時って難しい!私は昭和の人です

 壊れていないもの、まだまだ使えるものを捨てるのは難しい。家電などは、あまりに古いものは、消費電力など燃費が悪いものも多い。だがハイヒール・リンゴも「壊れていないものを捨てるのは勇気がいる」と躊躇するひとり。ものを大切にするあまり「間もなく平成が終わろうとしているのに、私は間違いなく昭和の人です」と語る。物の捨て時とは-。

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 今年は酷暑。壊れていなくても15年前のエアコンは燃費が悪いので、新品に買い替えた方が節約になりお得だそうです。我が家は3年ほど前に家をリフォームして新しくエアコンを買い替えましたが、正直壊れていないものを捨てるというのは、なかなか難しいものです。

 むかしプラズマテレビや液晶テレビが出始めたころ、私はブラウン管のテレビを使っていました。ときどきパンッて切れるけど、またすぐに元にパッと戻るからまだええかと思って使っていたんです。モモコもまだブラウン管テレビで、それもなぜか頭と胴と足が1対8対1ぐらいのおかしな比率で映るようになっていました。でもお互いに「まだ映ってるしな~」と話していたら、マネジャーに「2人ともテレビで仕事をしてるんやから、新しいものを買ってください!」って(笑)。

 下着は古くなったら、旅先に持って行って捨てるようにしています。泊まる枚数だけ捨てる下着やTシャツを持って行くと、帰りはその分軽くなりますから。私からこの下着の処分方法を聞いたモモコも、友達と温泉に行ったときに実践したらしいです。ところが何度目かのとき、友達から「モモちゃん、いつも古い下着やね」と言われたらしい。だから2人で「他人と旅行に行くときはあかん。やっていいのは家族のときだけ」と決めました(笑)。

 遥洋子ちゃんは、新しい服を1枚買ったら古い服を1枚捨てると聞きました。私はそれができずに『あと1回着たらパジャマにするTシャツ』がものすごくたまってる(笑)。ひざ下のストッキングも片方破けても、破けていないもう片方は捨てない。あるときスタイリストさんに「右左違いますよ」と指摘されるという、格好悪い思いをしてから、スタイリストさんにひざ下ストッキングを買ってきてもらうようにしました。そうしたら同じメーカーの同じ色になるから、片方破けても大丈夫なんですよ。

 食器の場合は1カ所欠けただけなら我慢して使う、2カ所欠けたら捨てると決めてるんです。でもセットの食器が全部が割れるということもないから、食器もだんだんチグハグになってしまう。

 この前の大阪の地震で実家の食器棚の扉が開いて、食器が割れた。「どんなん割れた?」と母に聞くと「高いものも安いものもたくさん」って。だから「よかったやん。死ぬ前に整理できて」と言ったら、ガチャンと電話を切られました。言い方が悪かったなぁ(笑)。

 でもホント、壊れていないものを捨てるのは勇気がいるし、物の捨て時って難しいですね。間もなく平成が終わろうとしているのに、私は間違いなく昭和の人です。

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