文字サイズ

【野球】侍4番候補と同じ恩師の教え胸に…身長2m新人の巨人・秋広が躍動

 200センチを誇る長身にたがわず、ビッグな存在感を放っている。春季キャンプ2軍スタートだった巨人ドラフト5位ルーキー・秋広優人内野手(二松学舎大付)の評価はうなぎ上り。1、2軍が参加する11日までの紅白戦2試合でいずれも紅組の「6番・三塁」として出場し、7打数5安打1打点の打率.714と脅威の数字をマークしている。

 大柄な体形に似合わず、柔らかなバットコントロールで安打を量産している。実際にこれまで放った5安打の方向は左翼1本、中堅2本、右翼2本。きっちりと広角に打ち分けている。プロの猛練習を続ける日々で、「力がだんだん付いてきているかな」と実感。ただ、その根底には高校時代の教えがある。

 「自分引っ張っていったバッターなので。そうじゃなくて、高校の監督から『逆方向もいろんな角度を持って見ていけ』と言われてからは、逆方向のホームランが出たりとかした」。高校生活ラストイヤーだった昨夏の独自大会前に受けたアドバイスで打撃は向上。プロ入りにもつながった。

 二松学舎大付・市原勝人監督は同校OBの鈴木誠也(現広島)を指導した経験を持つ恩師だ。今夏開催予定の東京五輪を戦う侍ジャパンの4番候補に挙がるスラッガーも師事した指揮官の金言は、胸にしっかりと刻んでいる。

 「無理に流そうとは思わないですけど、外側のボールが来たら真っすぐ(打ち)返すということはバッティング練習の中でもやっています」。トップレベルの舞台でも、基本となるスタイルは変えていない。

 高校時代は最速144キロ右腕として投打二刀流だったが、現在は野手に専念した。思えば、偉大な先輩・鈴木誠も二松学舎大付ではエースながら野手として広島に入団。打席の位置は左右で違えど、プロ入り後の足取りは共通点がある。秋広もゆくゆくは球界を代表する打者へ成長するのではと期待はふくらむばかりだ。(デイリースポーツ・佐藤敬久)

関連ニュース

    編集者のオススメ記事

    オピニオンD最新ニュース

    もっとみる

    ランキング

    主要ニュース

    リアルタイムランキング

    写真

    話題の写真ランキング

    注目トピックス