“女子力”も高いボクシング世界王者
2014年6月7日
試合前夜は寝られずに会長の部屋に行き携帯ゲームをし続けた。試合後、今後に関し聞かれた会長が言葉に詰まると「何も考えてないでしょ?絶対に考えてない」と突っ込み。会長は隣で「ははは」と照れ笑い。男の師弟では考えられない友達感覚の会話だった。
23歳、おしゃれにもこだわるのが優子の流儀。試合前日の調印式には黒のキャミソールにバッチリとメークもして登場。試合当日もスカートにハイヒールで会場入りした。
これまで女子ボクサーと言えば普段からジャージー姿が多数。モデルボクサーの高野人母美(協栄)ら、一部のビジュアル系を除けば、“かっこいい女”のイメージが強かったが、黒木は違う。
「みんな化粧して、おしゃれしたらかわいいと思うのに。私は普段からボクサー、ボクサーしてるのはイヤなんです。リング上とのギャップが大事」。趣味はお菓子、ケーキ作り。バレンタインデーには生チョコレートをジムで配った。
ゴルフの宮里藍、横峯さくら、卓球の福原愛、マラソンの高橋尚子、テニスのクルム伊達公子…。強さと“華”を併せ持つ存在の出現が転機となり、男子以上の注目をもたらした例は多い。
美しく“女子力”も高い世界王者。今後、女子ボクシング人気の向上へ黒木の果たす役割は大きい。
(デイリースポーツ・荒木 司)








