ハリル、体脂肪率オーバー4人に怒!

 「日本代表合宿」(31日、埼玉県内)

 9月に行われるW杯ロシア大会アジア2次予選2試合へ向けた合宿がスタートしたが、初日の練習冒頭にバヒド・ハリルホジッチ監督(63)のカミナリが落ちた。GK西川周作(浦和)、MF遠藤航(湘南)、FW宇佐美貴史(G大阪)、興梠慎三(浦和)の4人の体脂肪率が指揮官が定める数値よりも高く、トレーナーなどと相談して改めるよう指導した。この日、取材応対した遠藤は所属の湘南よりも高い数値が出たため、少し驚いた様子だった。

 湘南では9~10%の体脂肪率を維持し、来年のリオ五輪出場を目指すU-22代表で測定しても10%ほどという数字が出ていた。ところが、今回の測定では「13%ちょい」(遠藤)を記録してしまい、指導が入った。次代を担う22歳のボランチは「気をつけなきゃいけないなとは思いますけど、体重を減らすよりは、筋肉に変えるようにしなきゃいけないと思います」と反省した。

 クラブやU-22代表よりも高い数値が出てしまった理由は、測定方法の違いにあった。これまでは手で測定器具を持って測っていたが、A代表ではそれに加えて体の何カ所かの肉をつまんで測定する器具も用いている。遠藤は自分の胸をつまみ「ギュって。痛いぐらいにつままれましたから」と、苦笑いで振り返った。

 4人の中では興梠が特に厳しく指導を受けていた。そんな中、背筋を伸ばして話を聞いていた遠藤は「話はしっかりした態度で聞かないといけないと思っていますから。ミーティングでもそうしてます。いつもと一緒です」と真摯(しんし)に語った。

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