今井達也 メジャー復帰登板で悪夢の4回6失点降板 3連続四死球からグランドスラム被弾 先制2ランも四球から 新たな課題も露呈
「アストロズ-マリナーズ」(12日、ヒューストン)
アストロズの今井達也投手が約1カ月ぶりにメジャー復帰を果たし、先発マウンドに上がるも四回に3連続四死球で無死満塁のピンチを招き、グランドスラムを被弾した。最終的に4回6失点でマウンドを降りた。
初回こそ制球が安定して三者凡退の立ち上がりとなった今井。だが二回に悪癖を露呈した。先頭のローリーを四球で歩かせてしまうと、続くアロザレーナは追い込みながらもスライダーが甘く入った。
これを完璧に捉えられ、左翼席へ先制2ランを浴びた今井。本拠地は大きなタメ息に包まれた。直後にラリーに左前打を浴びると、完璧にモーションを盗まれて二盗を決められた。後続を打ち取って傷口を最小限にとどめたが、味方が同点に追いついた直後には先頭のアロザレーナに死球を与えてしまった。直後に再びモーションを完璧に盗まれて二盗を決められた今井。新たな課題を露呈してしまうと、続くラリーには引っかかって連続死球。ともに追い込んでから出塁を許してしまい、ピンチを背負った。
クロフォードに対してはフォーシームがひっかかり気味になり、四球で無死満塁に。ここで投手コーチがマウンドに向かったが、カンゾーンにグランドスラムを被弾した。本拠地は騒然となり、今井は思わずうつむいた。
右腕の疲労から2度のマイナーでの登板を経てメジャー復帰を果たした今井。まさかの展開となった。4回限りでマウンドを降りた今井。5四死球と制球難は改善できず、新たな不安ものぞかせたマウンドになった。
今井は昨オフに西武からポスティングシステムを利用してアストロズと3年5400万ドル(約86億円)で契約。だが開幕から制球が安定せず、1勝1敗、防御率7・27と乱れた。
3月29日のエンゼルス戦でメジャーデビューし、2度目の登板となった4月4日のアスレチックス戦で6回途中3安打無失点、9奪三振の快投で初勝利を手にした。しかし、同10日のマリナーズ戦は立ち上がりから制球が安定せず、5四死球3失点。37球で降板し、右腕の疲労のため負傷者リストに入った。
