【糸井嘉男氏の眼】4発で首位奪還の阪神 打線変更は流れを持ってくるためかもしれない

 「ヤクルト0-10阪神」(12日、神宮球場)

 4本塁打で大勝した阪神が首位に浮上した。今季初4番の大山悠輔内野手が八回2死に左翼へ特大ソロ。デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏が、大幅に打線を組み替えた藤川監督の意図を解説した。

  ◇  ◇

 結果的に打線の大幅変更がハマって大勝となりましたね。不動の1番・近本選手がケガで離脱したことで、藤川監督はいろいろと試してみようと考えているのではないでしょうか。昨年も「3番・佐藤輝、4番・森下」で開幕しましたが、3、4番を入れ替えてから一気に勢いに乗りました。選手を信頼している藤川監督だからこそ、ここで一度流れを持ってくるために思い切って動いたのかもしれません。

 その中で3試合ぶりにスタメンに戻ってきた大山選手は素晴らしかった。初回の中越え適時二塁打、八回の貴重なソロと、きっちり4番の仕事を果たしました。やはりチームになくてはならない選手ですし、何も心配することはありません。森下選手もプロ初の2番で満塁アーチ。近代野球では積極的な打者が座ることが増えていますし、あまり打順を意識してなかったと思いますね。

 先発の西勇輝投手も前回同様ナイスピッチングでした。今年の頑張りを見てきましたし、彼のようなベテランがまた活躍すれば、投手陣も結束するはずです。チームに必要なピースだからこそ、頑張ってほしいですね。

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