大谷翔平 打撃不振は二刀流の影響?米メディアから関連の質問相次ぎ苦笑い「あまり関係ないのかなと体感的には思っている」
ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、ドジャースタジアムで記者会見。ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦、先発する第4戦に向けて意気込みを語った。
大谷が先発するのは4日、フィリーズとの地区シリーズ第1戦、6回3失点で勝利投手となって以来。打撃ではポストシーズンに入り34打数5安打(打率・147)と苦しんでいるが、投打での活躍が期待される。
会見では、米メディアから打撃不振は二刀流の影響か、関連づける質問が相次いだ。
男性記者から「登板の次の日、結果をなかなか残せていない成績になっているが、ピッチングをすることによって難しいところがありますか?」の問いに、大谷は「去年がサンプル的に少ない、DHだけで臨んでいるシーズン。単純に比較できないが、やらないよりやってるほうが体力的にきついのはシーズン中も同じ事。それが直接的に関係しているかは分からない、体感的にはそうではない」とうなずいた。
続けて、「打撃は自分の思っている構え、技術がしっかりしてないと結果に結びつくというのは難しい作業ではある。ピッチングは自分のやるべきことをしっかりやればいい結果が生まれてくる可能性が高いのであまり関係ないのかなと思っています」とも語った。
その後、別の男性記者から「監督が登板後の打席は難しいと言っていたが、その影響はあるのか」と質問されると、「さっき言った通りですね、同じ質問なので…」と苦笑い。
立て続けに、別の女性記者から「二刀流のブランクがあるから、調整は難しいところはあるのか」と問いかけられ、「うーん、あまり関係はないのかなと、さっきも言ったんですが、体感では思っているので。シーズン後半もスケジュール通りにきて打席もそれなりの感覚できている。さっきの質問と同じになるが、あまり関係ないのかなと思っています」と繰り返した。
1番として打線をけん引する役割が求められる一方で、ベッツやテオスカー・ヘルナンデスら好調の打者もいる。大谷は「特にランナーがいる場面で試合を左右する場面もあるとは思うので、打てるかもそうだが、ムーキー、テオにしっかりいい形でつなげるというのが基本的な役割。しっかりした打席を送れるように、打席のクオリティを高めていくのが一番やるべきこと」と語った。





