大谷翔平を第1、2戦で先発させない理由 ロバーツ監督「打撃不振とは無関係だ」 あす14日からブルワーズとリーグ優勝決定シリーズ

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は12日(日本時間13日)、ブルワーズと対戦する13日(同14日)からのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)での大谷翔平投手の先発について「このシリーズのどこかで投げるが、どの試合かは決まっていない」と話した。

 この日、敵地ミルウォーキーでの第1戦先発をブレーク・スネル投手と発表。ロバーツ監督は「ヤマが第2戦に投げる」とし、翌14日(同15日)の第2戦に山本由伸投手が先発するとした。大谷は本拠地ロサンゼルスに戻る16日(同17日)の第3戦以降にまわる。

 ドジャースの先発ローテは、フィリーズと対戦した地区シリーズでは第1戦先発が大谷翔平、第2戦がスネルの順だった。地区シリーズ突破が決まった9日の試合後、ロバーツ監督は大谷のリーグ優勝決定シリーズ第1戦先発の可能性を示しながらも「未定」としていた。

 ロバーツ監督はこの日、大谷について休養日前日に登板させる方針が今シリーズでも重要かと問われ「それほど重要ではない。重要なのは7回戦制で先発4人をそろえ、2回登板できる投手を確保することだ。翔平の登板後に休養日を設けるという考えよりも、そちらを優先している」と説明した。

 大谷はレッズ、フィリーズと対戦したポストシーズンのここまで6試合で打率・148、2本塁打、5打点、12三振と打撃が低調。打撃不振が登板日に影響しているのかと問われると「まったく関係ない」と否定。続けて「翔平は今シリーズで1試合投げる予定だ。他の2人が通常の間隔で投げられるので、シリーズ7試合で最も多く投げられる投手を優先しただけだ」と説明した。その上で「打撃面ではこのシリーズで違う結果を期待しているが、登板のタイミングは打撃不振とは無関係だ」と話した。

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