元中日監督の落合博満氏が８日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」に出演。野球日本代表「侍ジャパン」の新監督に就任した井端弘和氏について言及した。

　中日監督時代の教え子でもある井端新監督に対して、「Ｕ－１２の監督もやっていて。それを引き継いでやるってことなんだと思うけど、全日本の監督というのは教えちゃいけないんですよ」とアドバイス。発展途上のＵ－１２の選手たちを率いるのとは違い、日本代表監督の役割について説明。「うまく雰囲気を作って、うまく野球をやらせるということに重きを置いていかなきゃいけないんでね。あとはいかにゲームプランを立て勝つということだけを考えてやればいいんだろうと思います」とエールを送った。

　司会の俳優・関口宏が「落合監督の時、井端さんムカついてましたよ」と笑いながら中日時代の話を振ると、「でしょうね。あれだけやられれば」とニヤリとしながら、監督時代にしごいたことを告白。「これからうまくしなきゃいけないので」と当時を振り返ると、その甲斐あって球界屈指の二遊間コンビに成長した井端氏と荒木雅博氏の“アライバコンビ”について「あの２人でどれだけ助かったか」と懐かしそうに話していた。