シュワバー、止まらん1試合2本塁打55、56号 大谷翔平に3差つけてトップ快走 3年連続タイトルに黄色信号

 ドジャース・大谷翔平(左)とフィリーズのカイル・シュワバー
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 「フィリーズ11-1マーリンズ」(24日、フィラデルフィア)

 ドジャースの大谷翔平投手とし烈な本塁打王争いを繰り広げているフィリーズのカイル・シュワバー外野手が七回にこの日2本目となる56号ソロを放った。大谷に3本差をつけてトップを快走している。チームは逆転勝ちで93勝目。ナ・リーグの2位以上を確定させ、ポストシーズンは地区シリーズから始まることが決まった。

 前日の同カードで54号を放ち、単独トップに立ったシュワバーが一気に加速。初回の打席で二塁打を放つと、1点を追う三回の打席で2戦連発となる55号同点ソロ。飛距離124メートルの打球をセンターバックスクリーンへたたき込んだ。

 5点リードの七回には右中間へ飛距離143メートルの特大アーチ。リードをさらに広げ、前夜の延長戦負けの暗雲を完全に払しょくした。

 残り5試合。大谷の3年連続タイトルに黄色信号がともった。

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