山本由伸 無双投球の要因は「デストライアングル」MLBアナリストが解析 同じ投球フォーム&軌道で3方向へ

 ジャイアンツ戦で7回1安打1失点と好投した山本(12日、ロサンゼルス・ドジャース提供)
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 ドジャース・山本由伸投手が12日(日本時間13日)のジャイアンツ戦に先発し、7回1安打1失点の好投。2戦連続1安打&3試合連続2桁Kの無双投球を続けているが、「ピッチングニンジャ」の愛称で親しまれるMLBアナリスト、ロブ・フリードマン氏は好投の要因を「デストライアングル」と称した。

 ピックアップしたのは7回2死から山本がチャプマンを空振り三振に仕留めた場面。フォーシーム、スプリット、カーブと違う球種で3つのスイングを奪ったが、フォームを重ね合わせるとまったく同じで、ボールの軌道も途中まで一緒だ。

 そこからフォーシームは高めに、スプリットはインローに、そしてカーブはアウトローへ曲がっていく。それが三角形の形になっていることで「デストライアングル」と評された。加えてボールのキレ、高低&両サイドを投げ分けられるコントロールも安定していることが無双投球につながっている要因だ。

 オリックス時代に対戦した打者も「ストレートも変化球もまったく同じフォームでくる」と証言していたことがあったが、最高峰の舞台でより凄みを増している山本。残りシーズン、そしてプレーオフへ、ドジャースの大黒柱としての存在感が増している。

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