大谷翔平 体調不良もマルチで孤軍奮闘!ドジャースは2桁残塁の大拙攻でパイレーツに痛恨連敗 得点圏で11タコの悪夢
「パイレーツ3-0ドジャース」(3日、ピッツバーグ)
ドジャースが2桁残塁の大拙攻でパイレーツに完封負け。大谷翔平投手は体調不良のため先発登板を回避した中、2試合連続のマルチ安打と気を吐いたが…打線がつながらなかった。
試合前にロバーツ監督が前日から体調不良を患っていたと明かした大谷。第1打席では鼻をすするシーンも見られた。そんな中、五回先頭の第3打席で追い込まれながらも内角低めの変化球をコンパクトに捉え、右中間を真っ二つに破る二塁打。七回1死からの第4打席は内角直球に思わず「痛って!!」と絶叫しながら放ったどん詰まりの三ゴロを全力疾走で内野安打へ変えた。
その後はベッツの右飛で二塁へタッチアップするなど、全力プレーでチームを鼓舞した大谷。だが打線が壊滅的につながらない。二回に無死満塁の好機を逃してしまうと、三回も2死満塁のチャンスを生かせず序盤で6残塁。大谷が2度、得点圏に進むも決定打が出ずホームへかえってくることはなかった。チームでは得点圏で11打数無安打と悪夢のような展開だ。九回は大谷が低めの変化球で空振り三振に倒れて最後の打者になってしまった。
大谷の代役として先発マウンドに上がったシーハンは、初回に先制ソロを被弾すると、二回にもソロを浴びて主導権を相手に渡した。五回途中2失点と粘りの投球を見せたが、2番手のカスパリウスがダメ押しソロを被弾。好機を生かせずソロ3発で敗れる今季8度目の完封負けだ。
ただナ・リーグ西地区の2位・パドレスがオリオールズにスイープされ、2・5ゲーム差は変わらず。地区優勝へのマジックは「20」となった。





