3A前田健太、メジャー昇格見送られる 4登板防御率7・11 来季日本球界復帰希望 ベンチ枠拡大もヤンキースは左腕の復帰と捕手の昇格を発表

 米大リーグは1日(日本時間2日)、メジャーベンチ枠(アクティブ・ロスター)を26人から28人に拡大。ヤンキースは左腕ライアン・ヤーブロー投手の負傷者リストからの復帰と、JC・エスカーラ捕手のメジャー昇格を発表した。傘下3Aスクラントンの前田健太投手のメジャー昇格は見送られた。

 メジャー10年目の前田はタイガースでリリーフ陣の一員として開幕を迎えたが、7登板で防御率7・88と振るわず、5月に自由契約になった。今季の年俸1000万ドル(約14億7000万円)をタイガースが負担する形でカブスとマイナー契約を結んだ。

 カブス傘下3Aでは先発に復帰し、12登板、3勝4敗、防御率5・97と結果を残せず。メジャー復帰の可能性が厳しい状況からみずからの意思で契約破棄を申し出て退団。メジャー再昇格の道を模索し、ヤンキースとマイナー契約で合意した。

 新天地では4登板で1勝2敗、防御率7・11。シーズ残り1カ月を切り、厳しい戦いを強いられている。

 同投手は日本のテレビ番組のインタビューで来季は11年ぶりの日本球界復帰を希望していることを明かしている。

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