ドジャース、元守護神ディアスがマイナー降格 9登板防御率5・00 7月末にレイズから獲得の25歳右腕がメジャー昇格

 「ロッキーズ-ドジャース」(20日、デンバー)

 ドジャースは試合前に3Aから中継ぎ右腕、ポール・ジャーベイス投手(25)のメジャー昇格を発表。代わってアレクシス・ディアス投手(28)が3Aに降格した。

 208センチの長身右腕、ジャーベイスは名門ルイジアナ州立大から22年ドラフト12巡目でメッツに入団。マイナー時代の昨年7月にレイズへトレードされ、今年6月21日にメジャーデビューを果たした。最速156キロの直球を主体にスライダー、カットボールを織り交ぜる投球で5登板、6回1/3を投げて防御率4・26を残した。

 ドジャースはけがや不調で手薄の救援投手の補強を目的とし、7月末のトレード期限前にレイズとのトレードで捕手フェデューシアとの交換でジャーベイスら3選手を獲得。ジャーベイスは新天地となった3Aで5登板、8回2/3を投げて2勝0敗、防護率2・08、9奪三振と結果を残し、メジャー昇格のチャンスをつかんだ。

 マイナー降格が決まったディアスは9登板、1勝0敗、防御率5・00と結果を残せなかった。レッズ時代には最速159キロの直球を誇り、抑えとして通算75セーブをマーク。ドジャースでは7月21日にメジャー復帰し、9登板、1勝0敗、防御率5・00。直球5試合は3試合で失点し、直球の球速は最速156キロ、平均150キロだった。

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