シュワバー、怒とうの1試合4発46、47、48、49号 大谷翔平に4差つける 本塁打王争い独走態勢 衝撃の4発8打点 打点王と2冠
「フィリーズ-ブレーブス」(28日、フィラデルフィア)
フィリーズのカイル・シュワバー外野手が七回の打席で3打席連発、この日4本塁打目となる49号2ランを放った。
ナ・リーグ本塁打王争いでドジャースの大谷翔平投手と一騎打ち状態のスラッガーは3点を追う初回に7試合ぶりの本塁打となる46号ソロを。飛距離137メートルの特大アーチで単独トップに立った。
前日まで6試合連続ノーヒットの不振。久々の快音を響かせたバットはさらに熱を帯びる。二回の打席は中飛に倒れたが、四回の打席では右翼席へ47号2ランを叩き込む。14-3の一方的な展開となった五回には逆方向の左中間へ2打席連発の48号3ラン。自己最多記録を更新すると、七回にも右翼席へ3打席連発、この日4本目のアーチを架けて本拠地を熱狂させた。
自身初の1試合4本塁打で8打点。シーズン118打点としてメジャー全体ではア・リーグトップのローリー(マリナーズ)に11差、ナ・リーグでは2位のアロンソ(メッツ)に12差。打点部門でもトップを独走している。
大谷はこの日は試合なし。投打同時出場した前日のレッズ戦で5回1失点と好投し、約2年ぶり、ドジャース移籍後初となる勝ち星を手にした。打っては1点を追う四回に先頭で右前打を放って逆転劇を演出した。しかし、本塁打は24日のパドレス戦を最後に3試合連続で出ておらず、小休止状態。シーズン残り30試合を切り、タイトル争いは大きなターニングポイントを迎えている。





