菊池雄星、また今季初勝利ならず 開幕から10登板目 六回途中1失点の好投も救援陣が3点リードを守り切れず 守備で右足首負傷し緊急降板
「ドジャース-エンゼルス」(18日、ロサンゼルス)
エンゼルスの菊池雄星投手の今季初勝利が消えた。5回2/3、98球を投げて3安打1失点の好投。六回の守備で一塁ベースカバーに入った際に激しく転倒し、右足首の負傷で緊急降板した。3点リードの展開で勝利投手の権利を持っていたが、七回に3番手投手がスミスに3ランを浴びて同点にされた。
開幕から10登板目。今季初勝利を期した「フリーウェイ・シリーズ」のマウンドは初回に味方打線が3点を援護。追い風を受けた菊池は初回、昨年4月27日以来の顔合わせとなる大谷を中飛、ベッツを右飛に打ち取る。2死から四球を与えたが、4番フリーマンを155キロ直球が空振り三振。二回は2三振を含む三者凡退だった。
三回2死から迎えた大谷にはカウント2-2から内角チェンジアップでバットを追ってファウルにさせたが、続く内角直球を左前打。この日初安打を許したが、ベッツを142キロシンカーで空振り三振。四回は1死からフリーマンの右前打で走者を背負ったが、後続を断った。
最大のピンチは4点リードの五回だ。先頭K・ヘルナンデスを四球で歩かせた後、捕手の一塁悪送球で得点圏に走者を背負う。2死二塁で迎えた大谷はフルカウントから内角チェンジアップを右前ははじき返されて失点。ベッツ、スミスに連続四球を与えて2死満塁の窮地に陥った。しかし、フリーマンを155キロ直球で押し込んで左飛。窮地を脱し、左手で何度も激しくグラブを叩いた。
敵地が騒然となったのは六回の守備だ。1死からエドマンを一塁前へのゴロ打球に対してベースカバーに走る。一塁手からの送球を受けたところまでは良かったが、一塁ベースで右足首をひねって激しく転倒。そのまま緊急降板した。
菊池は昨オフにアストロズからFAになり、3年6300万ドル(約92億円)の好条件でエンゼルスと合意。開幕投手に抜てきされるなど、エースとしての役割を期待されているが、ここまで9試合に登板し、0勝4敗、防御率3・72だった。
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