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【松阪G3】自力も出せるようになった吉永和生 2次予選Bこそ鋭脚を繰り出す

2次予選Bこそ鋭脚を繰り出す吉永和生
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 「蒲生氏郷杯王座競輪・G3」(25日、松阪)

 初日4Rで4着だった吉永和生(42)=広島・80期・S2。レースは正攻法の阿部拓真(宮城)が打鐘から先行。後方から動いて中団を確保した北川大五郎(大阪)が4角から踏み上げると、吉永が前を任せていた竹内翼(広島)がすかさず最終ホーム7番手からまくり上げる。竹内は3角過ぎに前団をとらえたが、吉永は阿部マークの林雄一(神奈川)に絡まれる。4角まで競り合い、吉永は外で何とかこらえたものの、竹内には離れて阿部、林を抜くことはできず4着でゴールした。

 レース後の吉永は「(林)雄一にやられました」と悔しそうに語る。それでも、執念で4着に入ったことについては「意地で外を踏みました」と明かした。

 2016年後期、18年前期はA級1班に降格した吉永。「そこで見つめ直すことができました」と振り返る。ヨコだけでなく、タテに踏む競走も心がけ、S級再昇格後はまくりも出るようになった。「S級よりA級上位にいたときの方が(賞金は)稼げました。でも、S級で戦う方が気合は入るし、本来は(賞金が)もっと稼げる。そのチャンスがあるのはS級ですから」。2日目は2次予選B(1、2着が準決に進出)の8Rに登場。賞金稼ぎに徹するためにも門田凌(愛媛)マークから鋭脚を繰り出して、準決進出をもくろむ。

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