【競輪】武井壮の親戚が取手A級FでV

レインボーカップ・A級ファイナルを優勝した武井大介
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 「水戸黄門賞・G3」(9日、取手)

 G3開催中の取手で9日、9RでレインボーカップA級ファイナルが行われ、陸上・十種競技の元日本チャンピオンでタレントの武井壮がいとこの武井大介(34)=千葉・86期=が1着。2、3着に入った野口大誠(25)=熊本・105期、佐野梅一(39)=京都・78期=とともに10日付でS級2班へ特別昇級となった。

 武井は周回中、山本奨-紀井孝之の岡山コンビ後位を選択。野口にまくられたものの、最終1角過ぎには俊敏にインを突いて、直線で伸びて1着でゴールした。「優勝賞金の112万円は大きい。来年は3月(名古屋)、5月(静岡)と2回もダービー(日本選手権)がある。賞金を稼いで両方とも出たい」と後半戦の意気込みを述べた。

 武井は事故点の影響で今期(1~6月)A級1班に降格したが、本来はS級上位で活躍できる実力者。今回、特別昇級でS級2班に上がるが、来期(7~12月)はS級1班に戻ることが確定している。昨年は日本選手権(名古屋)、寛仁親王牌(弥彦)と2つのG1に出場。08年はG1競輪祭(小倉)、G2ふるさとダービー(福井)、09年はG2東西王座戦(高松)で決勝に進出している。

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