【ボート】大村QC 鎌倉涼が夏冬G1連続V イン逃げで初のティアラ戴冠「うれしいです」

 「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(31日、大村)

 1号艇を手にした鎌倉涼(36)=大阪・100期・A1=がインから逃げて1着。8月のレディースチャンピオン(浜名湖)以来となる2回目のG1制覇を果たし、同一年の夏冬プレミアムG1連続Vを達成し、初のティアラ戴冠となった。2着は渡辺優美(福岡)、3着には川野芽唯(福岡)が入った。また、11Rのシリーズ戦は若狭奈美子(岡山)が逃げて通算4回目の優勝を飾った。

 夏の女王が冬の大みそか決戦も制して“真の女王”にまで上り詰めた。鎌倉がライバルをしっかりと受け止めてイン逃げ。夏のプレミアムG1・レディースチャンピオンに続き、当大会も制して女子のG1連続制覇を果たした。「ホッとしました。うれしいです。今(優勝戦)はめちゃくちゃ緊張しました」と、安どの表情を浮かべながらも笑顔を見せて勝利を喜んだ。

 結婚、出産もあり、今回が10年ぶりとなる年末の華舞台。「子どもにもう一回この舞台を走って欲しいと言われていたので。力になります」と、母となり、夫で同じボートレーサーの深谷知博や子どもの存在が原動力にもなっていると話す。

 昨年の遠藤エミ(滋賀)に続いて女子のG1夏冬連続制覇を達成した2025年を「出来過ぎ」と振り返る。26年の当大会の舞台は地元である住之江だ。それだけに期待も集まる。「今年は出来過ぎだけど、それに負けないように一走一走、目の前のレースに集中してそれで行けたら一番いいですね」と、これまでと変わらず目前のレースをしっかりとこなして結果を求めて行くつもりだ。賞金ランクでは遠藤には届かなかったが、母となり強くなった姿を見せた。26年も女子ボート界の主力として輝き続ける。

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