堀島行真は銀メダル 決勝でキングズベリーに敗れる 第2エアの手前でバランス崩し初代王者の夢散る
「ミラノ・コルティナ五輪・フリースタイルスキー・男子デュアルモーグル・決勝」(15日、リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク)
男子モーグル2大会連続銅メダルの堀島行真(28)=トヨタ自動車=は決勝で第一人者のミカエル・キングズベリー(カナダ)に敗れ、銀メダルだった。
第2エアの手前でバランスを崩し、ジャンプしただけの形に。先にゴールしたが悔しがった。採点を待つ間はキングズベリーとハグして健闘をたたえ合った。
12日のモーグルでは、2本目で大技・コーク1440を投入したものの点が伸びず、僅差ながら2大会連続の銅メダルだった。エア点が伸びなかったが、堀島は「2本とも右に流れてしまった。フォールラインを滑ることはモーグルの採点基準はすごく大事。右に流れたことが減点要素だったのかな」と自己分析。不満を漏らすことはなく、「メダルは満足。金メダルにつながらなかったことは悔しいけど、2大会連続は大きい」と前向きに捉えていた。
1対1で競うデュアルモーグルが今大会から正式種目となった。堀島は頭角を現した2017年の世界選手権で、モーグルとデュアルでともに金メダルを奪取。19歳で史上初となる2冠王者という快挙を成し遂げた。スピードも武器の日本のエースは、初代金メダリストを見据える五輪新種目について「結構危ない競技でもある。そういったところも(テレビや配信で見る)視聴者さんに見て頂きながら応援していただきたい」と腕をぶしていた。
また、元フリースタイルスキーで平昌五輪にも出場した妻、輝紗良さんも今大会に帯同しており、12日のモーグル終了後は2ショット撮影。堀島は「まずは一旦、お疲れ様ということと。この先も家族という時間は続くので、これからもよろしくお願いします、と思っています」とうなずいていた。
◆堀島行真(ほりしま・いくま)1997年12月11日、岐阜県池田町出身。小学4年生から本格的にモーグルを始める。池田中2年生の時にジュニアオリンピックカップで優勝。高校1年生からW杯に参戦した。岐阜第一高を経て、中京大に進学。18年平昌五輪は11位。22年北京五輪銅メダル。22年に結婚を発表し、長女も誕生している。トヨタ自動車所属。身長170センチ。
