【競輪】玉袋筋太郎「KEIRINラーメングランプリ 目指せ全国統一」5

 競輪界最高賞金バトル「KEIRINグランプリ2023」が30日、東京都の立川競輪場で実施される。そこで町中華ロケの番組で知られる玉袋筋太郎が競輪とラーメンの融合を狙い、出場選手9人をご当地ラーメンに例えてそれぞれを分析。「KEIRINラーメングランプリ 目指せ全国統一」と題して選考順に9人を紹介していく。

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 選考順5位は松浦悠士。昨年に続いてG1で優勝ができなかったが、ウィナーズカップ(別府)、サマーナイトフェスティバル(函館)とG2は二つも優勝。1億円以上も稼いじゃって、KEIRINグランプリ5年連続5回目の出場だね。

 広島といえば盛り場の流川あたりで締めに食う普通のラーメンが捨てがたいけど、全国的に有名なのは「尾道ラーメン」だよな。中太麺に濃いめのスープ、背脂はたっぷり。なかなかハードな雰囲気だけど、根強いファンが多いのも事実。広島県内の高速道路ではサービスエリアで尾道ラーメンをすすっている人が多いよな。西日本地区ではかなり浸透してきているけど、関東圏ではまだ少ないが、濃い系が好きな方は広島まで足を運んでぜひお試しください。ただ、食っている時に背脂が床に飛んじゃって、ツルンと滑る恐れがあるからご注意。ダンスが得意の人ならマイケル・ジャクソンばりのムーンウオークを披露するのがいいかも。

 とか、尾道ラーメンの回し者みたいなことを言っちゃったけど、広島で競輪選手といえばこの松浦。ファンへの対応が『神』ってマニア間で言われているらしく、トークショーなどでサインを求められると、列が途切れるまで対応しがちなんだって。凄いよな。だから一度、目前で会話した競輪ファンはとりこになるらしい。

 松浦って競輪偏差値が高いと思う。レース中は他人の動きをしっかり把握して、的確に判断して、いい結果を導こうとする。ファン対応にせよ、レースでの動きにせよ、全てを頭に入れて臨んでいる気がするよな。

 今年のグランプリは盟友の清水裕友と出場する。かつてはG1、G2を順番に制するなど、中国ゴールデンコンビといわれて脅威の存在だった。2人でうまく連係して、ワンツーを決めてほしい。

 ただ、直前の別府記念の決勝で落車したのが気になるね。すぐに立ち上がって、担架で運ばれることも拒否。X(旧・Twitter)でも「擦過傷だけです」と投稿していたから大丈夫と思うんだけど…。とにかく初優勝へ向け、万全の状態で立川に来てほしいよな。(漫才師)

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