【競輪】玉袋筋太郎「KEIRINラーメングランプリ 目指せ全国統一」2

 競輪界最高賞金バトル「KEIRINグランプリ2023」が30日、東京都の立川競輪場で実施される。そこで町中華ロケの番組で知られる玉袋筋太郎が競輪とラーメンの融合を狙い、出場選手9人をご当地ラーメンに例えてそれぞれを分析。「KEIRINラーメングランプリ 目指せ全国統一」と題して選考順に9人を紹介していく。

  ◇  ◇

 選考順2位は山口拳矢。5月に日本選手権(平塚)でG1初優勝を飾って、KEIRINグランプリの出場権をゲットした。岐阜といえば中部地方。だから山口はお隣の愛知県名古屋市で人気の「台湾ラーメン」だね。有名店の味仙で食ったけど、とにかく辛い。汗だくになったよ。刺激の強さが、山口っぽい感じするよな。

 台湾ラーメンは名古屋を訪れた外国人タレント、アーティストなんかも食べるらしい。辛さにもん絶しながらも完食しているとか。刺激が強いとあって、次の日はいろいろ大変。それでも、刺激を求める人が多いようだね。

 今年の山口はここ一番の強さが光った。日本選手権の決勝は単騎ながらも強敵を相手に優勝。ただ、それ以外のG1で好成績を残すことができなかった。21年に共同通信社杯(大垣)でG2、今年2月に伊東でG3を初優勝。そして5月にG1を制覇し、全グレードで優勝を飾ったけど、簡単に1次予選で敗退してしまうことも多くて、車券的には買いにくい選手になってしまった気がする。

 でも、オレは山口を応援したいね。なんてったって、オレはG2初優勝時の3連単を的中させているから。5万8810円だぜ。あの時も単騎で一発。今回のグランプリも何も考えずに一発を狙って臨んでほしいよ。

 グランプリで優勝賞金を手にしたら、またロールスロイスとか高級車を買ってほしい。最近流行のEV車、ハイブリッドカーでもいい。何台も買って日本国の景気を底上げしてほしい。「それくらいで景気は上がんない」っていう声はあるだろうけど、20代の若い子が自分の力で稼いで、それを使うのはとてもいいこと。オレはこうやって経済を活性化させてほしいだけだよ。

 あと、オヤジさんの山口幸二さんがインタビュアーとして出てくるのがいいね。優勝しても説教気味にインタビューするのは実に新鮮。山口幸二さんは「競輪界の桂小金治を目指す」って言ったとか言わないとか。今回の優勝インタビューでは「それは秘密です」ばりに拳矢やファンを泣かす話を用意してくるはず。オレはそれに期待して車券を握り締めて観戦する。(漫才師)

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