【根岸S】レモンポップ 大舞台へ弾む! 4戦4勝の府中ダート千四で重賞初Vだ

 「根岸S・G3」(29日、東京)

 初めての中1週に2年ぶりのマイル戦、そして初重賞と、レモンポップにとって前走の武蔵野Sはいろんな意味で挑戦だった。レースは3番手からの王道競馬。押し切りを狙ったが、ゴール直前でギルデッドミラーの強襲に屈し、連勝は「4」でストップした。ただ、重賞初制覇はお預けとなったものの、改めて能力の高さを示した一戦でもあった。

 田中博師は「ラップ的にも直線までは楽な競馬だったが、それで差されてしまった。距離的なものなのか」と千六の距離を敗因の一つと分析した。ただ今回は4戦4勝と負けなしの府中ダート千四。最高のパフォーマンスを続けてきた舞台だけに「ここは言い訳ができないよね。騎手も距離に気を使わず思う存分に乗れると思う」と改めて期待を寄せた。

 前走後はここを目標に定め、短期放牧でひと息入れた後、12月中旬から丹念に乗り込みを重ねてきた。1週前には戸崎圭を背に美浦Wで6F81秒4-11秒5と素軽い動きを披露。「ちょうどいい負荷がかけられた。休み明けの2走前と比べてもいい仕上がり」とトレーナーは納得顔だ。

 「なかなかいいメンバーですね。ここに入っていい競馬ができれば楽しみになります」と指揮官。今回の内容次第ではフェブラリーS(2月19日・東京)という大舞台も視界に入る。先々の可能性を広げるためにも、きっちり結果を求めていく。

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