１８日の阪神９Ｒで７番人気のラヴケリーを勝利へ導き、福永祐一騎手（４６）＝栗東・フリー＝が、１３年連続ＪＲＡ年間１００勝を達成した。自身の持つ歴代最長記録を更新。通算でも１４回目で岡部幸雄元騎手を抜き、武豊騎手（２３回）に次ぐ歴代単独２位となった。福永は「１４年この数字を達成できたのは、頑張ってくれた馬たちのおかげですし、そういった馬たちが自分に勝ち星をもたらしてくれたと改めて思っています」と感謝した。

　セレモニーでは後輩の川田と抱き合って喜ぶシーンも。「こういった区切りの勝利は、この年間１００勝が最後になるのかなと思っていました。何とか続けてこられた数字なので、達成できて良かったと思います」と胸をなで下ろす。「来年３月になるまではジョッキー・福永祐一なので、最後まで一生懸命、一つ一つ丁寧に、今までやってきたことを積み重ねていきたいと思います」と、決意を新たにしていた。