【中京記念展望】ミスニューヨーク重賞2勝目狙う
「中京記念・G3」(24日、小倉)
昨年と同様に小倉競馬場で行われる中京記念。夏のハンデ重賞らしく、昨年は牝馬4頭が掲示板を占めた。
5歳牝馬のミスニューヨークが中心となる。昨年は4着に敗れたが、暮れのターコイズSを制して重賞ウイナーに。今春の中山牝馬Sも勝ち馬に0秒1差の3着と地力強化が目覚ましい。前走のヴィクトリアMこそ瞬発力勝負に屈して10着に終わったが、G3メンバーなら力量上位は間違いない。M・デムーロも「小回りの千八はいい。楽しみ」と期待を込める。
惜敗が続くファルコニアも実績なら引けは取らない。重賞で3回の3着があり、前走のマイラーズCも0秒1差。小倉記念6着の内容から2000メートルは少し長く、勝ち鞍5勝のうち4勝を挙げる1800メートルならタイトルに手が届く。
カテドラルは昨年の2着馬。右回りでは内へモタれる面はあるが、決め手勝負なら再び好勝負になる。重賞タイトルにあと一歩のカイザーミノルは馬体回復が鍵を握る。
前走が約2年のブランク明けだったコルテジアはコントレイル世代のきさらぎ賞勝ち馬。使った上積みが見込める今回は変わり身がありそう。小倉巧者ダブルシャープ、ルーキー今村聖奈とコンビを組むカデナにも注目だ。
