【ユニコーンS展望】3連勝中のリメイクが重賞初制覇を狙う
「ユニコーンS・G3」(19日、東京)
目下3連勝中のリメイクは1戦ごとに力をつけている。2走前の昇竜Sは中京で行われるようになった14年以降で最速となる1分23秒5V。前走の端午Sはメンバー最速の上がり3F35秒3を記録して差し切った。今回は距離延長が鍵となるものの、鞍上の福永は「千二、千四の方が乗りやすいとは思うけど、前走はこのレースを見据えたレースをしたからね」とうなずく。ここも中心になる。
モーリス産駒のハセドンはダートで無傷3連勝中。今回と同舞台で行われた青竜Sでは鋭い末脚を発揮してVをつかんだ。自分で競馬をつくれない弱みはあるものの、はまった時の爆発力はある。
コンバスチョンもこの舞台でヒヤシンスSを勝っており、UAEダービー11着からの反撃は必至。兵庫ジュニアGPの覇者セキフウは、その後のサウジダービーで2着に好走した。海外のレースでのタフな経験は生きるはずだ。
NHKマイルC5着馬でダート初挑戦となるインダストリアも注目だ。ジュニアCのV内容は優秀で、ダートの適性次第ではあっさり勝ち切るシーンも。ファルコンSとアーリントンCで2着の実績があるタイセイディバインも、初ダートで一変の可能性を秘める。